オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

さよならオケラとの暮らし

2018年12月31日 もう、とっくに寿命が尽きていることは分かりきっていた。たくさんのオケラがうちで生まれ死んでいった。920 もその1匹に過ぎない。十分長生きだったと思う。亡骸を始末してくれるきょうだいはいない。最期の瞬間に立ち会おうとするよりも、…

オケラは置いといて、ミノムシと遊ぼう。

2018年11月4日 先日お宅拝見して以来、飼育瓶にトンネルが増えた。 920 はもうおばあちゃんケラで、一晩でこんなにトンネルを掘ったりはもうしていないのではないか。そういえばコオロギはどこだよ? ここだった。 本人、ちょっと暗いところに隠れるつもりで…

ケラ、生きている

2018年9月20日 920 が生まれて1年。もういつ息絶えてもおかしくない。ほとんど姿を見せないし餌も食べているんだかいないんだかわからないほど減っていない。ほじくり返して見てみようかとも思ったが、年寄りにストレス与えるのもなんなのでそのままにしてお…

ケラについて、大学教授に聞いてみた

2018年8月8日 愛媛大学ミュージアムで開催されていた昆虫展に行ってきた。 愛媛大学農学部環境昆虫学研究室 小西教授がちょうどお手すきの様子だったので、色々とケラの質問を投げかけてみた。 Q. ケラのメスが鳴く目的は? A. わかりませんが、無目的ではな…

コーヒー豆オケラ、金魚鉢に引っ越す

2018年6月12日 カリタのコーヒー豆ポットの底をぐるぐる回って暮らしていた薄灰色のケラ 920 を、金魚鉢に引っ越しさせた。 この子のきょうだいの中には水苔を取り替えた直後に息をしなくなったものもいるので、因果はわからないが念のため金魚鉢の中には古…

昨年9月生まれのケラ、大人になる

2018年6月1日 2017年9月20日に孵化した薄灰色のケラ、名付けて 920 が、初めて脱皮直後の姿を見せてくれた。 美しい。 脱ぎたての殻がお尻の辺りでくしゃくしゃになっている。 そしてなんと、一段と白い後翅が背を覆っている。羽化だ。 2018年6月2日 一晩経…

君はオケラの排泄を見たことがあるか

2018年4月9日 920 は、時々すごい勢いで人間の与える餌を食べ尽くしているが、基本的にはほとんど姿を見せない。賢明である。 この春産まれた子らはいつの間にやら全滅しており、その子の母親はまだ生きていて、時々卵を産んでいる。 卵は大体自分で食べるか…

春生まれのケラ、孵化後二週間

2018年3月15日 3月2日に発見した、奇形気味に生まれた幼虫たちのうち1匹は、外から見えるところに陣取り移動せず、しかし脚をモジモジと動かしている。どうやって生きているのか謎。 そしてあの日立ち上がることさえできなかった子らは残らず死骸になってし…

幼ケラ920、少年っぽくなる

2018年3月12日 薄墨色した幼虫オケラ 920 は、最近食欲が旺盛だ。葉っぱも赤虫もモリモリ食べる。まだ脱皮を観察させてくれたことはないが、順調に成長している。 翅に厚みができてきた。もうすぐ大人になるのかしら。 凛々しい顔つき。

お腹の丸いオケラの子?

2018年2月11日 920 が顔を見せてくれた。1匹で飼っているとやはり土もほとんど汚れず、掃除も必要ないのでブログに書くことがない。 肩のあたりに小さな羽ができている。色が少し濃くなったかな? 2018年2月24日 羽がちゃんと4枚あるのがわかる写真が撮れた…

メスオケラは最期まで産卵する

2018年1月21日 白菜。 水玉が綺麗。水やりしたわけではなく、葉先から余分な水分を放出しているのだと思う。美しいところを撮影したが写っていないところはすでに腐り始めている。 1枚のサイズが幼虫の 920 にちょうどよかったが、口に合わなかったのかあま…

オケラと年越

前回の日記の直後、7匹生活をさせていた末っ子たちが次々と亡骸になり、ブログを書く気力もなく松の内も明けてしまった。まあ、30匹一度に孵化してもそのうち半分はこれくらいまでに死ぬだろうからしょうがないとは思うが、水苔を換えたのがいけなかったのか…