オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

オケラお宅拝見

2016年9月8日

営業終了後、穴のないタイプのランドリーバスケットに、ケラ瓶の中身を全部あけた。

以前瓶の掃除をしたときと同じ要領で、土混じりの水苔を一掴み掴んでは瓶に戻した。

小ケラも一緒に捕まえてしまうこともあったが、あれだけたくさんいた割には少ないと感じた。きっとみんなバスケットの底にいるのだ。

半分程度の水苔を移動させたところで、バスケットの中に土の塊を見つけた。

これが噂の産室か! でもみんな脱出しているからカラになっているはず、と割ってみると

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米粒サイズの白っぽい粒々が。

生きている大ケラも発見しました。まだ子育て中だったのね、メンゴメンゴ。

 

この産室、もう一つありました。どんだけ産んだのよ。

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時期を考えると無精卵かもしれないが、どうなの、1回の交尾でずっと精子持ってたりするのかな。よくわからんのでこのまま瓶の底に埋めなおしておきました。

 

大ケラが子育てのために餌を食べなかったのか、それとも子供を食べてしまっているのかわからないので、古巣キャンディーポットに新しい水苔を敷いてやって隔離。

 

初めての世界に放り出されたちびっこたちは、土を求めて右往左往。空も飛べるはずと信じてぴょんぴょんしたりしてるけど君らまだ羽ないからね。

youtu.beよーく見てみると、バスケットの底を掘ろうとわしゃわしゃ前脚を動かしている。掘ったところでその下はコンクリだ。

1匹ずつ捕まえたかったが、触覚、尻尾、脚が繊細そうで、千切れそうで、結局両手のひらで一気に掬い上げて瓶に戻した。

数を数えることもできませんでした。ざっと15くらいはいたのかな。

 

2016年9月9日

大ケラは、産室から離されたせいか、小ケラというタンパク質がいなくなったせいか、もりもり穴を掘ってキャベツも赤虫ももりもり食べている。

小ケラもトンネルの再構築に余念がないが、何を食べているのか。キャベツや赤虫にたまたま出会えば口をつけてみているが、発見できない子の方が多いんじゃないかな。

鳥の餌を与えている先人の記事を読み、真似をして私の秘蔵の雑穀(麦・キヌア・アマランサス)をばらまいておく。