オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

オケラ(オス)、春を告げる

2017年1月17日

午前11時ごろ。陽の射す水槽の角の方で数匹のケラが場所を奪い合うようにトンネル工事していた。成虫幼虫入り乱れている。

そこへ、人間には姿は見えていないが、奥の方からさらに参戦する子が現れたらしく、皆が一斉に身構えた。奥の子の頭がのぞいた時、

「ぎりりりッ!」

小さな成虫が激しく翅を震わせた。おお。驚いたのか、威嚇なのか、こういう場合に鳴くこともあるのか!

夏に地面に落ちて逆さになってジタバタしている蝉を想像してもらうと、だいたい合っています(つまり動画は撮れなかった)。

 

2017年1月18日

午前10時ごろ。

餌を取り替えるために飼育ケースに近づくと、土の中から炊飯ジャーのコンセントを抜き忘れた時のような音が聞こえてきた。

「ジーーーーーーーーーー」

そして、聞き慣れた「ギロロ」をイントロに、また「ジーーーーーーーーーー」

こ、これは、オスの鳴き声 !?

室温20度。とうとう本当の春を待たずに思春期を迎えてしまったか。

 

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画の方は17日に撮影したものです。この真ん中の成虫が「ぎりりりッ!」と鳴いたやつ。聞こえている鳴き声の主は映っていないと思います。