オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

さよならオケラとの暮らし

2018年12月31日

もう、とっくに寿命が尽きていることは分かりきっていた。たくさんのオケラがうちで生まれ死んでいった。920 もその1匹に過ぎない。十分長生きだったと思う。亡骸を始末してくれるきょうだいはいない。最期の瞬間に立ち会おうとするよりも、土に還る時を静かに迎えてもらうことにして、いたずらに住処をほじくり返すことはしなかった。

同居させていたコオロギも、すぐに姿を見せなくなった。

時間ができたら住処の水苔を捨ててブログも最終回だと考えていたものが、仕事納めの昨日まで心身ともに余裕なく、とうとう大晦日になってしまった。

1年ぶりの連休。その初日。年末にすべきとされていることをことごとく来年送りにして、オケラたちの住処だった金魚鉢の蓋を開けた。

 

カビまみれか、ボロボロに壊れて跡形もないか、そんな想像しかしていなかった。まさか、頭部と片方の前肢がこんなに綺麗に残っているなんて。

最後まで楽しませてくれてありがとう。君らのおかげでちょっとだけ虫に詳しくなったよ。来年か、もっと先か、またケラを飼育する機会があるかもしれない。その時はまた、日記を書くと思うけど、ひとまずおしまい。

 

 

※ 死骸の画像です。1枚目に線画加工、2枚目に加工前の画像を貼ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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