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オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

ケラ飼育には暗い部分もある

今日はケラ幼虫の怪我と死について書きます。画像もあります。

みたくない方はこのページを閉じてください。

 

 

 

2016年10月27日

背中に何かゴミのようなものを背負っているケラ幼虫を発見した。脱皮しそこなって殻が残ったのかな、などとやや呑気な推測をしていた。その子は、デネブ級に追い立てられて地上まで逃げた。

水槽組のケラ幼虫たちは、たとえ餌を漁る時でも頭とせいぜい腹部の半分くらいまでしか地上に出さない。地上をよたよた歩くその子の腹部は、奇妙な形に潰れていた。

 

 

 

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こうなった原因はわからない。だが、この子はデネブ級に追いかけられていた。状況から判断すれば、デネブ級エリアのトンネルにカチコミかけようとして、返り討ちにあった、というのが一番ありえる。

 

うちで暮らすケラたちは皆、同じ親から生まれた。この子らの親、ベガとアルタイルは、水も食料も隠れる場所もないプラスチックケースの中で一晩を過ごしても死にもせず、人に飼育されながらたくさんの卵を残した。2匹とも生命力の強いオケラだったのだと思う。その両親からDNAを受け継いだこの子らもまた、結構強いのではないかと思う。

戦闘力的な強さではなく、生命力が。何せ、狭い金魚鉢の中で60匹以上が生き残っていたのだ。

 

これまで、ベガを除いてケラの死骸を発見したことはなかった。アルタイルの死骸はおそらくベガの血肉となり、幼虫らの死骸は、きょうだいたちによって片付けられていると思う。まさか、怪我をした子ケラを初めて発見したその日に、別の子が死んでいるのに気付こうとは。

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きれいな体をしている。お尻のポッチは黒くなっているが。

両前脚はバンザイの形だ。腹部は弾力なく柔らかい。

 

兼ねてから謎に思っていた口の構造をこの機会に調べたかったが、2対(つい)4本の口器は中央に固く閉じており、無理やり開けば壊れてしまいそうでやめた。

 

いろんな考え方があろうが、私としては、この子もきょうだいたちのタンパク源になるといいと思っている。そんな主義。哲学。

 

水槽に戻して、蓋を閉じた。