ケラ幼虫とジャコ - 3回目
2016年10月24日
またまた懲りもせず水槽組にジャコを与えた。
1匹だけ、熱心にかじりついている子がいた。
水苔は徐々にこなされていっているが、ジャコをアースゲイジーにするにはまだまだ荒いようだ。残りのジャコは虚しく地上に横たわっている。
2016年10月25日
ジャコはほとんど地上に残っているが、大きな縦掘りトンネルの壁面にカスが付着している。デネブ級の仕業に違いない。デネブ級は警戒心が強く、食餌中の姿を見せることはない。動きが素早いことより歩幅が広いお陰で、あっという間に暗がりに隠れてしまう。
でも、ガラス沿いに住んでいるんだよなぁ。奥にいれば人間に驚かされることはないのに。
現在、他にも20mmを超えるサイズの子がちらほらいるが、デネブ級はずば抜けて大きい。が、サイズを測ろうと定規を当てるとすぐに走り出してしまう。影に危険を感じるんだろうか。自然界では鳥に食べられるんだもんな。
つい今しがた、底に近いところにいたので、定規を置いて動画で撮影した。一瞬だが、全身の写っているところをキャプチャできた。これで、地図を見る要領でサイズがわかるはず。
少し前脚が前に出ているしトンネルの曲線に体を沿わせているので正確ではないが、26mm〜28mm ありそうだ。間を取って27mm ということにしておく。
ケラの個性
うちの子供ケラたちは、だいたいウナギみたいな色をしている。ウナギには色の黒いの、グレーなの、やや褐色がかったのがいるが、ケラ幼虫もそうだ。上のデネブ級採寸画像だと、グレーのデネブ級の右上に褐色の子がいる(お腹が褐色の子は背中も褐色がかったグレーだ)。
昨日ジャコをもぐもぐしていた子はかなり黒い。多分、今日撮ったのが同じ個体だと思う(同じトンネル、警戒心が薄いという共通点)。
実に黒くてかっこいいな!
赤ちゃんの頃は皆パンダみたいな配色だが、どのような条件で色が変化するのだろうか。一度獲得した色の傾向は一生同じなのだろうか。食べ物で変化するのか、保護色的な意味があるのか。教えて昆虫博士!
あ、ガラス沿いに住んでいる子らは条件似てるはずだから保護色の線はないか。