昨年9月生まれのケラ、大人になる
2018年6月1日
2017年9月20日に孵化した薄灰色のケラ、名付けて 920 が、初めて脱皮直後の姿を見せてくれた。
美しい。
脱ぎたての殻がお尻の辺りでくしゃくしゃになっている。
そしてなんと、一段と白い後翅が背を覆っている。羽化だ。
2018年6月2日
一晩経ち、白かった体はすっかり色付いた。薄灰色は健在だ。ケラの生まれつきの体の色は生涯変わらないかもしれない証拠が一つ観測できた。
鳴き始めるまでわからないが、どうもメスのような気がする。今年は外からお嫁さんを迎えるのは無理かな。
それならそれで、単為生殖するものなのかどうか興味がある。
920 の親世代の最後の1匹はいつの間にか命を終えてしまっているので、空き家になった思い出深い金魚鉢に近々 920 を引っ越しさせたい。
ここのところ人間が忙しく疲れ果てているのですぐには無理かもしれないが。