冬を迎えたオケラたち
2017年11月28日
ラムチャンの卵室2つを入れておいた瓶に全く動きがない。自然に脱出してくるのを待つつもりだったが、何か予感があって壁を剥がしてみた。
孵化しております。しかし目を引く中央の白い物体はダメになった卵をコアにできたカビ。ここには幼虫が2匹映っているけれど、正確な数はわからなかった。孵化しなかった卵の方が多そうだとは思う。
2017年12月4日
ラムチャンの先月の卵は、ラムチャンが食べてしまったらしい。あれから何度か卵を産んだ様子はあったが、人間の与える餌には目もくれず自分の産んだ卵を食べ続けている。なんという永久機関。
この日はラムチャンの姿が見えなかったので瓶を掘り返していたら、卵室に頭から潜り込んで隠れたつもりになっていた。その卵室の中身も食べちゃったんですね。
2017年12月6日
ラムチャンもすっかり耄碌してしまったし、ベガとアルタイルの娘は全く産卵する気配がない。もう、余生は他の大人ケラたちと一緒に過ごしてもらうことにする。
幼虫たちの瓶には時折白い塊ができており、それはカビで、中心には死骸がある。去年の子らに比べて弱いが、違いといえば新しい水苔の量だろうか。大人の耕した水苔と混ぜてみてはどうだろうか。
この際なので全ての飼育瓶の水苔を混ぜて、なんかいい感じにしてやろうと思う。
920Bros. は1匹しか生き残っていなかった。他の子より一回り大きく色が薄いのがいたが、多分その子だと思う。現在うちのオケラたちの中で一番食欲旺盛だ。
1匹だからブラザーズでもねえな。920と命名する。
11月13日生まれの子は2匹残っていた。あまり成長している様子でもないが大丈夫かな。
11月28日に発見した子ら。5匹かあ。このくらいだとたくさんで飼った方が(きょうだいの死骸を食べたりして)栄養状態がいい気がするので上の2匹と同じ瓶で飼おうかなあ。
最後の卵室も割ってしまう。30個くらい産んでる。なんか黄色っぽいけど孵化するかしらん。
お年寄りたち。これでも影に隠れたつもりだ。
ラムチャン、お腹真っ黒ですっかりおばあちゃんだ。
昨年は「増えすぎても困るし」としょっちゅう言ってた気がするが、これだけになると流石に寂しい。ラムチャンの最後の卵が全部孵ってくれるといいが。