ケラ成虫、オスはどこへ行った
2017年2月2日
不思議な色の幼虫を見つけた。
お腹が丸っこく、 翅の厚みが他の子に比べて厚い。ベース色が、カラーコードでいうと #b8860b 、darkgoldenrod あたり。翅はそれにクリームをかけたような色だ。
水槽の中身を開けて観察したい気持ちが高まる。こんな色の子がほかにもいるのか、とか、成虫のオスとメスの割合とか、気になることはたくさんある。
しかし、金魚鉢やキャンディポットと違い、それなりに大掛かりな作業になるのは目に見えている。もう少し暖かくなるまで我慢。人間の体力が削られる恐れがある。
2017年2月3日
今日から椿さんです(愛媛県民の時候の挨拶)。
本当の春が近づいてきたが、前に録音したあの時以来、オスが愛の歌を歌う声は聞こえたことがない。メスの鳴き声は毎日聞こえる。
オスメスを見分けるには背中を真上から見る必要があるが、そのような姿を都合よく人間に見せてくれる成虫はほとんどいない。今までのところ、なんとか観察できた個体は全てメスのように思えた。
成虫が膝小僧ぺろぺろしているところを撮影した。かわいいなあ。この子もおそらくメスだと思う。