オケラマンション
2016年10月16日
離れて暮らしている息子を呼びつけ、ケラの引越しを手伝わせた。混乱が予想されたため、先に手順書を書いておいた。
凡例)
青字=デネブら、金魚鉢にいたケラたち
緑字=キャンディポット2ヶにいたケラたち
赤字=佃煮の瓶にいた末っ子たち
1、先日購入した水槽に、新しい水苔を敷き詰める。
2、金魚鉢の中身を洗濯カゴにあけ、ケラのみ水槽に移す。金魚鉢の水苔が最もふかふかなので、ちびたちのために取っておく。
3、キャンディポットの中身を2瓶とも高さ10cmのバットにあける。(と、前回の引越しの時よりもジャンプ力が増しており、危険を感じてこれも洗濯カゴで作業することにした)
4、金魚鉢に新しい水苔を入れ、その上に金魚鉢の水苔を少し足して、ケラの2/3を移動させる。
5、大キャンディポット(ベガとアルタイルを飼育していた瓶)にも新しい水苔と金魚鉢の水苔を入れ、ケラの1/3を移動させる。
6、佃煮の瓶の中身をバットにあける。キャンディポット2ヶに金魚鉢の水苔を敷き詰め、産室の壁を割ったものを足し、ケラを半分に分けて移動させる。
金魚鉢から水槽へ
1匹1匹数えながら、引越しさせる。10数匹しかいないつもりで飼育していたものが、20…30…とどんどんカウントが上がっていく。
結論を言いますと、66匹おりました。金魚鉢に? そんなに?
半数以上残っているってことですよね。強いな! こいつら!
最後の1匹はなかなか金魚鉢から出てきてくれなかったので、水を張る作戦を決行。
おお、泳いどる。無事捕獲して水槽にお引越しいただきました。
キャンディポット2ヶから金魚鉢と大キャンディポットへ
10cmのバットの壁など軽々と越えるケラたちのジャンプ。捕まえようとするとパッと目の前からいなくなってしまう。10%のスロー再生で見ると、予想以上にアクロバティックだった。空中で体をひねったり、三角飛びをしたりしている。この速さでも体のコントロールができるということだよなあ。すごい。
22匹とも24匹とも言われていたケラだが、今回二人掛かりで数え直したら26匹いた。また増えた。そんなわけあるか。一人で数えていると、途中で分からなくなったり水苔にしがみついているのを見逃したりするのです。
キリのいいところで、金魚鉢に16匹、大キャンディポットに10匹お移りいただきました。
佃煮の瓶からキャンディポット2ヶへ
末っ子ケラたちは10cmの壁は飛び越えられないようだけど、新しい住処となるキャンディポットの水苔に着地すると同時に跳ねる技を使用するため気が抜けなかった。
この子らは16匹いた。8匹ずつ、キャンディポットに引越しさせた。
本来ならまだ産室の中にいただろうから、母ケラの残した産室と、きょうだいたちが耕した一番上等な水苔を入れてやった。
オケラマンション完成。
ここに現在合計108匹のケラ幼虫が暮らしている。