ちびちびっこケラお引越し
2016年10月8日
ベガの住処だった瓶の中身は、度々餌がカビていたせいか産室を固める成分なのか、表面が軽く粘膜質に覆われていた。先日のちびケラ誕生は全くの予定外だったためそのまま瓶に戻してしまい、気がかりだった。
そこで、百均の店キャンドゥーで買った小さなキャンディーポット2個にきれいな水苔を敷いて引越しさせた。あら、キャンドゥーでキャンディーポットだって、うふふ。
高さ45mmの箱で作業したが、たった体長5mm幅1mmのケラがこの高さをぴょんと飛び越えてしまう。小さすぎる上に、タイル床の目地に降りたりして指先で捕まえるのに苦労した。でも逃さなかった。
数を数えていたがそんなこんなで途中で分からなくなり、24匹となった。2匹増えている。そんなわけはない。ま、減ってはいないということでいいか。
もうどちらの瓶に何匹入れたのかも分からなくなったが、十数匹づつ、みたいなアバウトな感じで一つお願いします。
さて、デネブ。
上にいる子が当飼育瓶のレギュラーサイズ。生まれた時期はひと月も違わないと思うんだけどなあ。貫禄ある。これでもまだ成虫の半分くらいの大きさだけども。他の子らがみんなこのサイズになったら、瓶を分けなきゃダメだろうか。どこに置く場所があるんや。
最近の面白い動き
トンネル争いはいつものことなんだけど、
下のトンネルをデネブが通るけど無視して上の2匹に注目。
左の子が、後ろに気配を感じて尻尾で威嚇します。右の子がガサガサやっている音か振動がわかるようで、向きを変えるために一度前進し、横穴で切り返して正面から脅かしに行きます。ここまでは今までにもあった動き。
そのあとの右の子の動きが最近のトレンド。トンネル出口を埋めて、左の子が自分のエリアに来ないように壁を作ってしまうのです。壁を作っているつもりなのか、新しい逃げ道を掘っているつもりなのか不明な時もあるけど、この動画だとわざわざよそから土を運んできて埋めているように見えませんか。
もう何度かこういった場面を目撃しているので、偶然とも思えない。
右の子の方向転換も、左の子の壁設営も、頭いい。頭いい。
ケラは実は賢い昆虫なのでは。