オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

タイヘン!ケラさんが息してないの!

2016年7月26日

キャベツ、野菜くず、赤虫、ジャコ、日替わりで与えているが、丸3日全然減ってない。

少し心配になって大きな箱に瓶の中身を全てぶちまけてみた。

瓶はこの際水洗いした。水苔を、うっかりケラを潰さないように慎重にひと摑みずつ掬い、手のひらの上で広げては瓶にもどした。ケラが見当たらない。

水苔があらかた瓶に移動した頃、箱に残ったわずかな土くれがモゾッと動いた。

生きとったんかい

ケラは空を飛ぶことができる。慌てて確保し瓶に放り込んだ。写真を撮る暇はなかった。

出会った時と比べて色が薄くなっている。環境に合わせたのか、キャベツばかり食べさせているせいか、体を覆う毛が湿っているからなのかは知らん。

 

ここで悲しいお知らせです。2匹暮らししていたはずのケラが、1匹になっていました。そうそう、共食いするんだったねー。合掌。

 

2016年7月27日

T沢さんが来店された。

「前回いらした時に、オケラ捕まえたじゃないですか」

「あの黒い虫ですよね、結局どうしたんです?」

「実は……今、飼ってます」

餌は何だとか金魚鉢買っちゃったとかエピソードを一通りお話しすると、T沢さんは「うちの娘に話したら絶対羨ましがるわ〜」と言いつつむしろご本人が興味津々だ。「写真あるんです?」

キャベツもぐもぐ動画をお見せすると「うわ〜うわ〜」とはしゃいでらした。

 

オケラは引っ越し作業でお腹が空いたのか、赤虫をくらわば皿までという勢いでもりもり食べている。

3日ほど食べなかったのは、やっぱりあれか、自分と同じ背格好のたんぱく質を摂取していたからか。

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2016年7月29日

実家に帰った際に母が「ケラに」と乾燥小エビを持たせてくれたが、何度瓶に入れても一切手をつけない。ちょっと前に顔が似てるやつ食ったくせに。

同じ土中に住むケラとモグラが似たのは「収斂進化」というそうだが、頭がエビに似ているのは何の都合だったのだろうか。