オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

オケラが現れた

2016年7月7日

f:id:say-01:20160916170416j:plain

午後8時頃、床を這う黒い物体が目に止まった。

リラクゼーションサロンの待合スペースで、ちょうどお客様をソファに促し施術後の白湯をお出しした時だった。

「T沢さん、"虫"は大丈夫ですか?」

そのお客様、T沢さんなら平気そうだが念のため声をかけた。

T沢さんは私が目を落とした先を「"アレ"…じゃないみたいですね」と覗き込んだ。

確かにかなり細長いが"アレ"っぽくもある。しかしちょうど数日前に友人が Facebook で話題に出し、画像を検索したところだった私には一目で分かった。

「これ、オケラですよ」

 

とりあえず、手近にあった透明なプラスチックケースを逆さに被せた。

「オケラって、あれですよね? ミミズだーって、オケラだーって、の」

T沢さんは興奮気味だった。やっぱりこういうのは嫌いではなさそうだ。

「どうするんです?」

「どうしましょうねえ」

特に私に害があるわけではないから殺したくないが、田んぼの土手を崩壊させたり作物を食べ荒らしたりする害虫なので「森へお帰り」というわけにもいかない。

ケースの下から紙を差し込んで閉じ込め、ひとまず店の裏手になる自室に隠した。

 

2016年7月8日

f:id:say-01:20160916174548j:plain

翌朝、オケラの写真をはてなハイクに投稿しようとしていると、視界の端で何かがモゾッと動く気配がした。

ベッドの影に何かいる?

振り向くと、そこにはまたオケラが。

2匹? 何で? 大量発生?

f:id:say-01:20160916175357j:plain

のちの展開を考えると、この時もっと鮮明な写真を残しておくべきだった。

 

f:id:say-01:20160916180034j:plain

なりゆきというかやけくそというか、空き瓶に土を入れて2匹まとめて放り込む。オケラはあっという間に穴を掘って潜って行ってしまった。

このあたりでオケラの飼育方法を検索。しかし本格的に飼うつもりはなく、どうせ長生きしないだろうけど死ぬまでくらいうちにいれば?という程度の意気込みだった。

 

このあたりを参考にしました。

和光大学|足もとからの環境共生プロジェクト

オケラの飼育方法は!与える餌、寿命、価格は!

ケラの飼育.html