オケラと暮らす日記

オケラ(ケラ)を飼育しています。

オケラのオスは頭悪いんじゃないの(怒)

2017年9月24日

ラムチャンがこしらえた卵室に隙あらば口吻を突っ込もうとするモロボシを赤虫で誘導するなどして人間も頑張ったのだが、やはり飼育瓶を分けないとダメなのかもしれない。

f:id:say-01:20170924215854j:plain

卵室だった場所の上にがっつりと開いた穴。写っていないが奥の方にモロボシがいる。卵は全く見えなくなってしまった。

 

しかしラムチャンも負けていない。

持ち上げて底を見ると、新しい卵が。

f:id:say-01:20170924220321j:plain

隔離したいが、しかし飼育瓶の空きがない。辛い。

 

さて、今朝方まで半径10mm程度の範囲でもぞもぞしていた 920 Bros. は、夜覗いてみるとおのおの冒険の旅に出かけていた。孵化した場所の近くの水苔の隙間を行ったり来たりする個体が見えたが、写真は撮れそうにない。先日与えた赤虫はカビてしまったので取り除き、レタスの柔らかいところを差し込んでみた。

f:id:say-01:20170924221234j:plain

たった4日で巣立ったのは、卵室が不完全だったからなのか、それとも、こんなものなのだろうか。どうもネットで調べた情報と食い違っていて(もっと長く卵室に留まるのだったはず)、そうなるとデネブの誕生の時期なんか計算間違えている気がする。

 

オケラの可愛らしさに変わりはないから、いいか。だいたいケラの産卵を詳しく研究してる人らって、駆除目的でしょ? ご苦労様です。

オケラの卵室作り

2017年9月22日

ラムチャンが再び産卵していた。

f:id:say-01:20170922123659j:plain

前回、はじめ色が黒っぽい卵と白っぽい卵があり、そのうち全部同じ色になったのだったが、今日の卵を見るとどうも産みたては黒っぽいらしい。スモーキーグレー。

それにしても、ラムチャンはよほど壁際に卵室を作るのが好きらしい。強度は土の比ではないので、賢い選択かもしれない。自然界で言えば、岩肌に沿って作るようなものだろうか。

 

奥を覗き込むと、ラムチャンが穴を埋めているシルエットが見えた。

www.youtube.com

なるほどなあ。まずアリの巣の部屋のような空間を作って産卵したら、最終的に出入り口をふさぐのか。

 

約1時間後に覗き込むと出入り口はすっかり塞がれており、ラムチャンは卵室のエクステリア工事に取り掛かっていた。

f:id:say-01:20170922125555j:plain
f:id:say-01:20170922125615j:plain


上左右からぐるりと固めている。

f:id:say-01:20170922130050j:plain

 

こうやって見ると卵室の中は結構スペースが広いが、外から固められて徐々に狭くなっているようだ。

f:id:say-01:20170922130332j:plain
f:id:say-01:20170922130434j:plain



9月20日産まれのベビーケラたち---通称 920 Bros. (今決めた)は、あまり動きまわらないで寄り添いあっている。まるで網戸に群がるカゲロウみたいだ。

f:id:say-01:20170922131055j:plain

昨晩1本入れてみたけど、さすがにまだ赤虫は食べないか。

じっとしているのは、もしかすると1回目の脱皮の準備なんじゃないかと思ったり。孵化後どのくらいから脱皮が始まるのかわからないが、卵室脱出前に2回も脱皮するとかいう噂があるので期待している。

 

動く!オケラの赤ちゃんたち

2017年9月20日

明朝から孵化を始めたらしいベビーケラたちは、夕方にはほとんどパンダ柄に色づき、卵の殻に頭を突っ込んで中からぺろぺろと舐め回していた。個体に比べて卵の殻の数が少ないように見えるので、最終的には全部食べてしまうのだと思う。

 

www.youtube.com

腹から見ると真っ白だけど、頭部や胸部の上側は黒くなっている。カメラを通すとよくわからないが。

熱心に瓶の内側をぺろぺろしているものだから、もっと栄養採れそうなところを舐めなさいよと声をかけたくなる。

 

7月3日に我が家に飛んできたメスケラをいつまでも「他所から来たお嫁さん」と呼ぶのは不便なので、「ラムチャン」と名付けることにした。昨年我が家で産まれて成虫になったラムチャンのパートナーは「モロボシ」だ。モロボシの両親がベガとアルタイルなので星つながりでいいんじゃないかな。

 

ラムチャンが卵を産んだのは9月3日だった。18日で孵化したということだ。卵の正確な数はわからないが、ベビーは10匹以上いるようだ。

19時ごろに観察すると、半日前と変わらず狭いところでぎゅうぎゅうになっており、身動きが取れていないように見えた。自然の中でも卵室の内部はこんなもんだろうと思ってそのままにしておいたが、土製の卵室と違い壁の半分は固い固いガラスな訳で、21時ごろいたたまれなくなって周りの水苔を崩してやった。

ベビーたちが生き生きと蠢き始めたので、これでよかったのかな。

モロボシの末の弟妹も人為的に崩した卵室で孵化して育ったので、まあ大丈夫かなと思う。

他所から来たお嫁さんケラの子、孵化!

昨夜見たときはまだだったんですけどね、夜中に始まっていたようです。

f:id:say-01:20170920141408j:image

ぎゅうぎゅう。

 

よくよく観察すると、このカタマリ以外のはぐれ卵も孵化していました。

f:id:say-01:20170920141530j:image

 

むちゃくちゃかわいいです。 

 

久々のケラ飼育ケース一斉清掃

2017年9月6日

タイトルの通りです。

いつもどおりケラの生き残りの数を数えながら掃除。まずは大キャンディポットから。少し狭いせいか、餌の減りも土の汚れるスピードも相変わらず一番早い。

 

f:id:say-01:20170907141308j:plain

 

なんと、7月12日の掃除の時と変わらず、成虫5匹、幼虫1匹。幼虫のひとはまだ大人になってなかったのか。

ちなみに、7月12日にここから隔離した卵は全く孵化する様子なく、処分した。

 

見た目にお腹のふくふくしたメスがいたので持ち上げると、体をぎゅーっと縮めてますます丸くなった。

 

f:id:say-01:20170907142020j:plain

 

 

 

続いて金魚鉢。

f:id:say-01:20170907142231j:plain

 

9匹の生存を確認。なんとこの子たちも7月12日から全て生き残っている。

 

 

最後に水槽。

動きが素早く、写真を撮るのに苦労した。

 

f:id:say-01:20170907142554j:plain

 

水槽は6月21日以来の掃除だ。あの時は成虫42匹、幼虫2匹いたが、きょうだいの中でも早く生まれたお兄さんお姉さん組で、次々寿命を迎えている。1匹は別の瓶でよそからきたお嫁さんと暮らしているので、差し引き43匹。そこからどのくらい減ったのか。

結果は、成虫15匹、なきがら4匹。

これまでには見られなかったことだ。死骸は放っておけばきょうだいの餌になっていたのだが、確かにこの最近は地上に横たわったまま人間が処分するしかない状態のものも数匹いた。

結局、20匹程度はケラたちが処分したものの、生き残りの数が減って、ついに処理能力を超えてしまったのだろう。

 

今回も卵室は発見できなかったが、美しく光る卵の粒を数個、食欲旺盛な成虫たちから隔離することに成功した。

 

f:id:say-01:20170907144023j:plain

 

 

2017年9月7日

朝の餌やりの際、水槽の真新しい水苔の上にまた亡骸が転がっているのを見つけた。前日の掃除の時、尾葉の片方が半分の長さになって動きの鈍いのがいたが、その子のような気がする。

モテなかったオケラが結婚していた

2017年9月3日

例の、鳴き声の下手くそなオスケラは、姉だか妹だかにはまったく相手にされていなかったので、よそから嫁いできたメスと2匹ぽっちで住まわせていた。

相変わらず毎日下手くそな歌を歌っていたオスだが、お嫁さんもとうとうほだされたらしく。

 

産んでいる。

f:id:say-01:20170903131314j:plain

 

底の方の卵が黒っぽいのは気になるが。

f:id:say-01:20170903131405j:plain

 

よそから来たオケラでもやっぱり卵室が作れないということは、土の材質が悪いのかなあ。

 

きょうだいと離しているとはいえ自分の卵を食べないものなのかどうかわからないので、卵はこの瓶に残したまま、成虫2匹を別瓶に移した。

卵の周りの土は少しぺたぺたしていた。

ここに十数個まとまっているもののほかにも、ばらばら産み散らかした卵が見え、それもそのままにして、上の方の水苔は新しいものに替えた。

 

無事に産まれてほしいなあ。

寿命を迎えるケラたち

2017年8月26日

梨を入手したのでケラにおすそ分け。

www.youtube.com

なんでズームしたの気づいた。

 

さて、ケラの寿命は1年。週に一度は地上にボディが転がっている。たいてい放置しておくときょうだいの餌になるのだが、3日経ってもそのまんまのやつは人間がつまみ出すことにしている。飼育ケースの空気穴から入るコバエの苗床になっても困るので。

 

これは発見したばかり。このような感じで横たわっている。

f:id:say-01:20170902215630j:plain

 

2017年8月30日

ケラは飼育ケースのフチに沿ってぐるぐる走り回る。人間側もわざと餌をフチに沿って撒く。今個体数が減ってちょうどいいのか、フチがよくベベル状になっている。ベベルってなんだっけ、面取り?

f:id:say-01:20170902220756j:plain

f:id:say-01:20170902220819j:plain

写真わかりづらい。

ジャガイモの面取りしたみたいに、ぐるりと一周斜面ができているのです。